松本怜(28=福岡)が、江戸川初参戦で、前検1番時計の6秒44をマークした。

来る前に師匠の池永太から「出足、行き足を意識して調整した方がいい」、と聞いてきたそうだが、駆る47号機はまさに、合えば出足、行き足系が特徴となるエンジンだ。足合わせで一緒になった清水愛海から「松本(怜)さんと合わせて1艇身は行かれた」と言うくらい、松本のエンジンのポテンシャルは高く、実際に松本の前検タイム6秒44は2番時計の同じ福岡支部、武藤綾子が6秒48、3番時計が田村美和、中谷朋子、前田紗希の6秒52と考えたら抜けた1番時計だ。

「まずはこのまま1走してみる」そうだが、初日は2、7Rの2回乗り。特に7Rは4枠で絶好のカドが見込めるだけに、エンジンパワーを発揮するまくりが決まれば、好配当の使者になる可能性も十分。今節は松本の走りに要注目だ。