地元の毒島誠(38=群馬)が予選をトップ通過した。

強烈なピット離れを武器に、この日も1、2着とオール2連対をキープ。「行き足、出足がいい」と実戦向きに仕上げた。

準優内枠は好素性機が多く並ぶ中、毒島の31号機は至って中堅機。先輩の久田敏之は「ぶすはすごい。よく、あのエンジンを出すよな」と舌を巻いた。

この日、鳴門ヴィーナスシリーズでは同県同期の今井裕梨が今年2度目の優勝を飾った。仲間の活躍も刺激に、気を引き締めて準優11Rに臨む。