第12Rで優勝戦が行われた。毒島誠(38=群馬)が、イン速攻を決めた。今年は5度目、通算67度目、G1は1月芦屋以来で通算14度目、桐生周年は3度目の優勝となった。これで今年の獲得賞金ランキングは4位に浮上した。2着は太田和美、3着は萩原秀人が入った。

スタート展示は126・345だったが、本番は土屋智則がピット離れでわずかに出ただけ。5コース回りとなり、123・465の3対3。スリットはほぼそろったが、2コース太田が少しのぞき加減に伸びた。1Mはツケマイを放ったが、毒島は冷静に抵抗。先マイを決めて、バックで他艇を突き放した。2着争いは、2Mで太田が萩原をさばいて2着キープ。萩原は3着だった。

優勝した毒島は15、20年大会に続いて、地元周年は3度目の制覇となった。「良かったです。最近は桐生でGW、お盆と途中帰郷して迷惑をかけたので、結果が出せてよかったです」。獲得賞金は7000万円を超えて、ランキング4位にジャンプアップ。「欲をかかず一走一走、しっかり頑張ります」と話した。

払戻金は2連単(1)-(2)260円、3連単は(1)(2)(4)990円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)