129期の藤田俊祐(20=東京)がデビュー通算141走目でうれしい初勝利を挙げた。6Rは4カドからコンマ13の全速スタートを決め込みまくりで決着をつけた。「少し時間がかかりましたね。レーサーになることを薦めてくれた祖父や父、そして家族に報告したい」と満面の笑みを浮かべた。

千葉工業大学を1回生の夏に中退して飛び込んだ世界でまずは1勝。「目標は今節お世話になってる長田頼宗さんのようなSGの常連になれるような選手になりたい」。今年6月には長女が生まれたばかり。レース後は先輩らに抱えられて水面に投げ込まれた水神祭は、二重のお祝いとなった。