【東和弘・俺の皮算用 スペシャル】
準優は10Rの金児隆太を推す。
初日1、2着で飛び出しながら、中盤でリズムを下げ、準優進出すらも危うかった。
しかし、予選ラストの5日目7Rは、4カドから目の覚めるような一撃！ チルトをプラス0・5度に跳ね、行く気で行ったスタートはコンマ03。この勝負強さは見逃せない。5枠＝5コースから、再度の大技に期待したい。
金児の80号機は複勝率22・3％。決して素性のいいエンジンではない。序盤から出足、伸びの両立を狙って調整したが、5日目で踏ん切りがついた。「準優は伸びか出足かどちらかに特化していきたい。1Mで1、2着に抜け出せる可能性が高い方を選びたい」。
10Rの他5艇の中では、安達裕樹のパワーが断トツ。ただし、中枠の重成一人、竹田辰也は中堅の域を出ない。この2艇をたたければ、勝機が生まれる。再び、チルトを跳ね、伸びに寄せた調整を施し、一点突破の強攻策に出るとみた。
舟券は金児の1、2着を買う。イン山田祐也が相手筆頭で、（5）＝（1）流しが本線。金児が思惑通りにまくり切れば安達の2着もある。（5）（2）流しを加え、計12点で高配当にありつきたい。
