快進撃の福来剛(41=東京)がさらに勢いを増す。

前半6Rでインからコンマ08のトップスタートを決めて先マイすると、後続に影を踏ませずに逃げ切り。うねりが出てきた後半10Rは、イン田路朋史の抵抗をかわして3コースからまくり差した。これで2日目から4連勝。得点率9.33で、10.00の上田龍星に次ぐ2位につけた。

全国24場の中でも難水面と言われるびわこでは20年6月に優勝している。同じく難水面の江戸川でも8度のVがある“荒れ水面マイスター”だ。相棒の50号機は、7月に出畑孝典が行き足から伸び中心に仕上げて優勝。今節も力強い走りで、福来の背中を押している。

予選最終日の4日目は1R1枠、11R5枠。上田の結果次第では予選トップ通過も見えるだけに、連勝を伸ばす腹づもりだ。