安達裕樹(39=三重)が驚愕(きょうがく)のパワーで優出した。

準優10Rは2コースからの差しが遅れ、バックは苦しい隊形に。しかし、先行した重成一人、竹田辰也とはまるで加速感が違った。2M手前で追い付き、力強く逆転した。「出足がいいし、スリットも余裕がある。操縦性も問題ない。3枠でも十分チャンスがある足です」。エンジン全開の攻めで、1枠坂口周を脅かす。