坂口周(44=三重)が逃げ切って、今年2度目の優勝を飾った。複勝率53・3%を誇る33番ボートを武器にオール3連対で9勝。7日間のロングランシリーズを制した。2着は4枠中村日向、3着には2枠中岡正彦の香川勢が入った。

坂口は冷静だった。中村が4カドからコンマ01とスタートで踏み込んできた。「放りたい気持ちもあったが、入っていると思った」と振り返る。コンマ03でスリットを通過すると他艇を寄せ付けなかった。

「ボートのおかげ。ターンミスしたレースでも差しが決まった」と驚きを隠せない。33番ボートの2節連続優勝にも貢献した。