定松勇樹(21=佐賀)が4カドから一気にまくってデビュー初優勝を飾った。2着には栗城匠、3着には末永和也が入った。

定松にその時が訪れた。125期の養成所チャンプは今節で5場所連続優出、通算10回目の優出と、いつ優勝してもおかしくなかった。師匠の峰竜太に「やっと優勝の報告ができます」と笑顔を弾けさせた。

プレゼンターの今村豊氏からは「いいレースを見せてもらいました。これからのボート界を背負っていける選手だし、努力を惜しまず、SG戦線で戦って欲しいですね」とエールを送られた。

熱い言葉を受けた定松は「昔から活躍していた今村さんの言葉は自信になります。期待を裏切らないように、ひとつひとつ優勝を重ねて、上の舞台で力が通用するように頑張っていきます」と気持ちを新たにしていた。

次節は23日からの徳山ボート日刊杯で連続優勝に挑む。