6日間のタイトル戦が開幕する。

前回のミッドナイトボートレースで宝田亮治に16年8カ月ぶりの優勝をもたらし、全国のボートレースファンが注目するエース7号機は、地元の今井貴士(38=福岡)が手にした。

5班のスタート練習でも早速、評判の動きを見せた。茅原悠紀は「今井(貴士)さんはすごい」と舌を巻いた。航走タイムは6秒85の1番時計をマークし、今井自身も「めっちゃ伸びますね」と伸びに関しては手応えを感じていたが、「ピット離れとかが悪いと嫌なので、自分の形にペラをたたきます」と作業に取りかかった。お盆戦は8号機で抜群の出足に仕上げただけに、調整力に注目したい。

今節は瓜生正義、池田浩二をはじめとしたSGウイナー6人が参加と、豪華メンバーが集結する中、池田は「今節は打倒、今井貴士で!」と気合を入れるなど、早くも熱視線? を集めていた。