台風接近にともない、朝から強めの追い風の中、12Rで優勝戦が行われ、3枠の戸敷晃美(26=福岡)が、途中産休などをはさみながら、デビュー6年目にして得た初優出の舞台で笑顔の初優勝を飾った。2着は鎌倉涼、3着は川野芽唯。3連単配当は8950円だった。

「風次第でスタートが行ければスローを考えてましたが、スタート展示でもコンマ12だったのでダッシュで行こうと決めました。自信もありました」というように本番は3カドを選択。コンマ05の全速スタートを決め、一気にまくった。抜けだした時は「えっ、まじー」と驚きながら走っていたと笑う。「まくり差しにいきたかったのですが、(川野)芽唯さんが落としたのでまくりにいきました。足は良かったですね」と振り返った。

「A級を目指して、次の一般戦で6点ぐらいの勝率を取りたいです。そしてゆくゆくは師匠の竹井(奈美)さんと一緒に大きい舞台で活躍したいですね」と抱負を話した。

次走は10月15~19日の鳴門一般戦に出場予定。