白井英治(45=山口)が執念の2コース差しで、通算13度目のG1制覇を果たした。

優勝戦は6枠から2コースへ。スリットでは後手に回ったが、冷静に差して先行し、インから先マイした磯部誠を振り切った。

徳山周年は55周年以来、14大会ぶり2度目の優勝。獲得賞金は7400万円を超えてランキング3位に浮上。「これで夢のグランプリにも出場できる。メモリアルで迷惑をおかけしたが、これからも白井英治の生きざまを見せたい」と話した。