稲田浩二(37=兵庫)が、猛烈な追い上げでファンを魅了した。

前半7Rは、5コースからまくり差しを狙うも2着。そして後半12Rでは、2コース差しからイン黒崎竜也と並走するも、2Mで外へ流れて4番手と万事休す。それでも2周1Mでは鋭角に差して3番手、2周2Mでは笠置博之をさばいて2着をもぎ取った。段違いのターンスピードで、ファンを沸かせた。3日目まで2勝2着4回、得点率も9・17をマークして首位に立った。

びわこは優勝2度、さらに優出回数では地元勢以外で最多の11度と、実績のある水面。相棒の20号機は強力なパワーこそないが回り足が軽快で、稲田のハンドルさばきに応えている。

予選最終日の4日目は4R5枠、10R1枠。予選トップ通過へ、さらに白星を重ねる。