【前検リサーチ】

伸び型のスペシャリスト菅章哉が、パワーアップを誓った。試運転では田中孝明に対して優勢だったが、特訓では互角。「自分は、いい時はいいと言う。他の場はいいけど、尼崎ではあまり伸びないんですよ。ペラはこの形のままということはない」とやや自虐モード。初日は4R6枠、11R2枠の2走。ただ、ペラ調整に正解が出れば、脅威の存在となるのは確かだ。

小川知行の行き足が抜群に良かった。7月オーシャンカップで椎名豊がSG初優勝した2号機を手にした。「(SG優勝機の)雰囲気はあった。良かったですね」と手応えをつかんだ。初日は7R6枠の1走。機力で大外枠を克服したい。

上田健太もパワーに胸を張った。駆る27号機には「特訓のスタートは勘通りだった。足合わせでも他より良かった」と手応えあり。初日は9R1枠の1走で、しっかり逃げ切る。