吉川元浩(50=兵庫)が、中間整備機とともに勢いをつける。

4日目は前半5R、道中で3番手を走るも、最終2Mで河合佑樹にさばかれて4着。それでも、後半12Rは3コースからまくる宇野博之を受け止めて、しっかり逃げ切った。得点率8・13で、予選を4位で通過した。

駆る57号機は今節前の中間整備でギアケース、3日目にキャリアボデーを交換して出足から伸びがパワーアップ。複勝率23・3%を上回る気配を見せている。吉川自身も、びわこは07年8月にG2秩父宮妃記念杯を制し、年末の福岡SGグランプリ優勝へのきっかけとなった験のいい水面。今節も、弾みをつけるきっかけを作る。

準優10Rは2枠。中野次郎や小坂宗司などパワフルなメンバーがそろったが、機敏に差して優勝戦の椅子をつかみ取る。