【予選チェック】

藤原啓史朗の出足が抜群にいい。初日6Rでスリットから伸び返して逃げ切ると、後半12R記者選抜戦は3コースからまくり差して連勝発進を飾った。

前検では不安があったが、ペラ調整で大幅に上向いた。「天候に合っていましたね。全ての足がいい。特に出足と回り足がいい」と胸を張った。2日目は3R・5枠、11R・6枠。外枠2走を克服して、優勝争いをけん引する。

立間充宏と都築正治も連勝したが、気配自体はひと息で底上げをもくろむ。

安東幸治は伸びに威力がある。3枠の初日8R、豪快なまくりを決めて白星発進した。相棒は前回の小野達哉が優勝したエース格の13号機。「足はいい。回ってから押す感じがありました」。2日目5、12Rでもパワーを発揮したい。

他では上田健太の回り足、伸びは小川知行と柴田大輔が光っていた。