大ベテランの高橋二朗(73=東京)が地元で存在感を示す気だ。今節トップの複勝率48・5%を誇る68号機を引き、いの一番に臨んだスタート特訓では1番時計6秒73を記録した。

「手前やスリット付近の反応がいいね。スタートがしやすかった。回り過ぎてもいたね」。早くも機の特徴や課題が分かって言葉も弾む。同時に、登録番号がただ1人、自身より古い高塚清一が現役最年長勝利記録を更新したニュースを聞いて「すごいね」と刺激を受けた。まだまだ闘志が衰えない高橋。初日は5R1走に集中する。