高倉和士(31=福岡)がイン先制で下関初、通算5度目の優勝を決めた。

前検から伸びを中心にトップ級の仕上がりを誇り、優勝戦もトップタイの踏み込みから難なく逃げ切った。ただ、「2、3回は優勝戦1枠で負けていたんで、何とか悪い流れを止めたかった」とホッとひと息。もともと夏場は苦手で、「気温が30度を下回ると調整がしやすい」と、これからは「高倉の季節」を強調。今期(5月以降)は、自己最高勝率7・26の更新を目指す。