根っからの天才肌が、4年ぶり3度目の地元周年優勝へ闘志を燃やす。

昨年10月の同大会では、地元勢で唯一優出して、峰竜太の3着。年末にも活躍が期待されながら、痛めていた肩を手術した。復帰戦となった今年1月の福岡では、3カ月休養の心配を吹き飛ばして優勝。以降も優勝戦線にコンスタントに加わって、ファンの期待に応えている。

直前の9月びわこ企業杯は、準優で6着。結果こそ振るわなかったが、直近の水面状況やエンジン相場を得られたのは有利。8月びわこのお盆開催、SGメモリアル、9月びわこ企業杯と、昨年と同じ臨戦態勢で地元周年に臨めるのも好材料だ。

力のないエンジンでも、全速で決めるスタートと、脅威のターンスピードから「天才」の異名を持つ。さらにびわこボートのYouTube動画に馬場貴也や中島秀治らとともに出演。自身のツイッターでも楽しませるエンターテイナーとしても知られる。次は地元のタイトル制覇で、ファンを沸かせる。

馬場、遠藤エミとの地元トリプルエースで、唯一の予選組となったが、お構いなしの走りを披露する。