新田泰章(35=広島)が、今年10月の津以来となる優出を決めた。

準優10Rは、1M外マイからバックで伸びると、2Mでも握って回って2着をものにした。

2日目と4日目に連勝をマーク。伸びとターンの出口の良さを武器に、着を重ねて予選は7位で通過していた。「今できるベストは出せた。行き足が良かった2日目の状態に近づけたと思う。舟がしっかり返ってきた。握ると悪くなかった」と舟足には納得している。

「優勝戦はレースに参加できるようにしたい」。新田は謙遜したが、展開を突ける足を味方に、今年3度目の優勝も夢ではない。