高橋竜矢(24=広島)が好スタートから逃げ切り、21年10月からつ以来、通算2度目の優勝を飾った。

インからコンマ01のトップスタートを決めて先マイすると、後続を突き放した。「足は微妙だったけど、意外と乗れたので微調整でいった」と冷静に分析した。

スタート力も大きな武器になった。「以前は難しく考えていたけど、シンプルに考えたら行けるようになった。今節も見えていたので、自信を持っていった」と手応えを口にした。

さらにもう1つ、同期からの心強いお守り? があった。「持ってきたレース用のズボンが破けたので、沢田(尚也)君に借りた。これはもらって帰ります」と周囲を笑わせた。

来年1月からは初のA1級となる。「周年はレベルが違う。結果を出したい」と口元を引き締めた。次節は12日からの尼崎一般戦を予定。