高橋勲(54=東京)が、鋭いターンで予選ラストを勝利した。

後半11Rの3コース戦は、内2艇がスリット先行。それでも、1Mは内2艇の間を割り差すと、鮮やかに突き抜けた。インから先マイして2着に敗れた加瀬智宏は「完璧なレースをしたのに、高橋(勲)さんの出足がすご過ぎる」と完敗を認めた。

勝った高橋は「いいターンができましたね。伸びでやられることはない」と、さらりとしたもの。

準優10Rは2枠で臨む。2期前のF3で180日間ものフライング休みを消化して、今節が復帰2節目。レース勘は上向き、昨年9月大村以来の優出を狙う。