中田夕貴(30=埼玉)が機力のパワーのなさに苦しんでいる。2日目は8Rでは何とか押し切ったものの、レース後は笑顔が徐々に消えていった。

「早起こししているのにスタートが届いてない。行き足が良くないし、エンジンにパワーがないかもしれません」

前回使用者の西山貴浩でさえ手を焼いた64号機に、首をかしげるばかりだ。

過去、当地では準優1枠(21年12月・クイーンズクライマックスシリーズ)を経験しているように、エンジンを引き出したときの状態を知っている分、なおさら物足りなかった。

「エンジンがいいなら、波を乗り越えますからね」

3日目は6R2枠、11R6枠の2走。ペラで上積みを狙っていく。