吉田俊彦が耐え、しのぎつつ優出までこぎ着けた。

序盤から機力は劣勢だったが、ラスト12番目で予選突破。準優12Rはチルト0・5度を選択し、大外から巧みに2着を奪った。でき得る最善策でテク、勝負勘を発揮した。

「ピット離れに不安があるので、0度で合わせるつもり。内側がびっくりするスタートを行きたいけどな」。パワーは威張れなくても最上位の底力は怖い。