地元の藤堂里香(35=福井)は前半3R6着も、後半11Rで1着を取り、準優進出を果たした。レースでは、2コースからの鋭い差しで勝利した。

産休明けの藤堂にとって、今節はおよそ1年4カ月ぶりのレース。復帰に向けて練習は4月から少しずつ開始し、本格的には9月から行ったという。地道に特訓してきたことが準優進出という結果につながった。

足については「ターンで前に進む感じはいいです。(ただ)特訓などで伸びとかは怪しいですね」と話しつつも、「でも足はいいですよ。出足とか」と手応えはある様子だった。

準優は10R3枠に登場する。内枠2艇には、強敵の高田ひかると池田浩美が座るが「優勝戦までは行きたいですね」と意気込んだ。