12Rで優勝戦が行われ、寺田千恵(53=岡山)がインからコンマ17のスタートを切り、そのまま押し切った。10月の宮島G3オールレディース以来2度目、通算72度目のV。

レースは枠なりの3対3。スタートは全艇が差がなく一線の形。「いい仕上がりでした。スタート直前、風が弱まってましたが、全速でいけました」と振り返った。1Mを先マイし抜け出した後は他艇の追随を許さない圧勝劇だった。

相棒の26号機は複勝率26・9%と決して好調機ではなかったが「優勝した10月の宮島G3オールレディースでペラをニューバージョンにしました。それが今の自分にしっくり合ってると思います。温水パイプがついてなかったのも勝因だったと思います。このまま微調整でいければいいですね」と4節連続優出の秘訣(ひけつ)は、エンジンではなくペラとの相性だと話した。

「このままのいいリズムで(年末のクイーンズクライマックスに)行ければいいなと甘い夢を抱いてます」と話し、続けて「12人中、1人でも多く岡山支部で占められたらと思う。これで気を緩ますことなく、年末に向けて1走でもいいレースができるように頑張ります」と閉めた。

。次走は鳴門のG2レディースチャレンジカップ(22~27日)に登場予定。