エースナンバーの系譜が新エンジンにも受け継がれた。7号機を駆る山崎郡(32=大阪)が堂々と押し切って、今年3度目の優勝を飾った。スタートはコンマ13で、2コース谷村一哉にやや先行されながらも伸び返して、先マイを敢行。握った中田竜太を封じて悠々と独走態勢に入った。2着は1番差しの谷村、3着争いは秋元哲が競り勝った。

これで7月からつ、8月芦屋に続き、今年3度目の優勝。若松は初めての優勝になる。「本体のパワーを引き出しきれなかったと思うが、7号機に助けられました。注目していいエンジンと思います」と、相棒に感謝した。前エンジンは7号機が圧倒的な成績を残したが、ラッキーセブンのパワーは本物か、注目したい。