峰竜太(37=佐賀)が他を寄せ付けない走りで、初日後半から怒濤(どとう)の5連勝。得点率トップに立った。エンジンは序盤こそ最悪な状態だったが、早めの本体整備と懸命なペラ調整で、機力は少しずつ上向いてきた。「整備が当たってきて、伸びが良くなっています。ターンは違和感があるし、エンジンにパワーは感じないけど、最初よりはだいぶ良くなっている」。レース後は勝ったことに、誰よりも大喜びしているのが印象的だ。「一般戦の方がプレッシャーはあるんですよ。今節みたいにエンジンが出ていなくても、枠番に関係なく、名前で売れますからね。それでもエンジンのせいにはしたくないですから」。自身が出場するレースは売り上げが大幅にアップ。多くの期待を一身に背負い、結果を残すのは、さすがスーパースターだ。