優勝戦1枠の江夏満(42=福岡)が気合のスタートを決めて優勝を手にした。「早いスタートと思ったが誰も来ていなかったので」と本人も不安になるほどの、コンマ01のトップスタートから逃げ切った。

6枠の和田拓也(32=兵庫)がチルト3度で臨んだ。「チルト跳ねた人がいたので、緊張しましたね」。江夏のスイッチが入ったのか、スタートもギリギリの勝負を仕掛けた。「久しぶりの1枠だったので、優勝できてホッとしました」。今節は選手代表でもあり「先輩方も若手も頑張ってくれて、新人レーサーもいいデビューになったんではないでしょうか」と、さまざまな責任を背負った末の、自らの優勝に笑みが絶えなかった。

芦屋水面では5節連続優出中で、その中で2度目の優勝。「来年も芦屋で頑張りますので応援よろしくお願いします」と締めくくった。