河野真也(33=福岡)が、思わぬ“けがの功名”に笑みがこぼれた。

手にした37号機は、前回使用者の森野正弘がエンスト失格した影響で新ペラ交換を余儀なくされたが、「前検からタイムも出ていたし、前半は伸びが良くてパンチがあったが、後半はバランスが良かった。ターンミスしたけど、しっかりと前に押してくれた」と初日2走を2、1着と上々の滑り出しを飾った。

もちろん、「新ペラだけど、がっつりたたいている。最近はペラも分かってきた」という裏付けがあってこそだ。

6枠からの戦いとなる2日目5Rで結果を残すことができれば、今節の台風の目になる可能性も十分だ。