【中嶋聡史・火事場のナカぢから】

安藤裕貴が勝負駆けに成功した。「間に合ったの? 久しぶりの準優だよ!」と声を弾ませた。

「このペラは、気温が15度を切ると爆発する形」。ペラ調整への探究心が実を結び、ここに来て威力を発揮してきた。「回り足はいいと思うし、直線も下がることはない。十分に戦える」と自信を深めている。

◆9R 安藤は予選ラストの3日目9R、5コースからまくり差して2着に入るなど「5コースは大好き」と公言している。ここもまくり差しをねじ込んで優出切符をつかむ。(5)=(1)、(5)=(2)流しで計16点。