池永太(37=福岡)が逃げ切り、5月福岡以来の今年4度目、通算46度目の優勝を飾った。副賞として、滋賀県産のブランド米“みずかがみ”50キロが贈呈された。

優勝戦12Rの進入は、6枠山室展弘が2コースに入って162・345の隊形。池永は重圧がかかる中で、コンマ16のスタートから先マイを決めて、後続を突き放した。2着は差し続いた山室、地元の君島秀三が3着に入った。

「スタート自体は遅いと思ったけど、いいスタートがしっかりと行けました」と胸をなで下ろした。びわこは「好きなレース場ですが(8月に)けがをして帰ったので、優勝できてよかったです」と14年2月以来、2回目の優勝に笑顔を見せた。

次節は、19日からの福岡一般戦。「いい勢いで地元に帰れます」と、次節に向けて気合を入れていた。