優勝戦は人気を背負った石橋道友(41=長崎)がインから的確に逃げ切った。今年2度目、尼崎では初Vを飾った。

進入は落ち着いた3対3の枠なり。石橋はコンマ11の踏み込み。トップスタートを決めた2コースの重成一人(44=香川)が壁になり、1Mは慌てることなく先手を奪って、バック早々に逃走態勢を築いた。内を突いた吉田俊彦(44=兵庫)が2Mも冷静に舟を運び2着を確保。松田大志郎(35=福岡)はセンターからまくり差しが入らず、1Mは流れたものの、道中で猛追して3着となった。石橋の次走は22日から27日まで大村一般戦に出走予定。