田頭虎親(24=香川)が、機敏なハンドルさばきを披露している。

1回走りの2日目は、10R5枠で登場。6枠三嶌誠司に対して枠を主張し、5コースからイン星栄爾と松尾基成の間をまくり差して快勝。相棒の58号機は気配こそ目立たないが差し、まくりと多彩に攻めて、初日から2連対をキープしている。

18年5月にデビューした新鋭122期。来期適用勝率(5~11月)こそA級に届かなかったが、師匠の重成一人直伝のハンドルワークで自己最高の5・25をマーク。来年2月の鳴門G1四国地区選でのG1初出場へ向けて、勢いをつけたい腹づもりだ。

3日目は6R3枠、12R6枠の2走。大外枠を克服して、好リズムをキープする。