佐藤隆太郎(28=東京)が前検1番時計の6秒47をマークした。

前検は水面状況が悪く、スタート特訓は中止。前検タイム計測の航走検査だけが行われた。そんな状況でタイムが出た佐藤は「調整の方向性ですか? (前節で駆っていた)麻生慎介さんをベースでいこうと思います」と言い切った。

10号機は複勝率こそ34.3%ながら、麻生が「出足、伸びともそれなりで悪いところはない」と言っていたエンジンだ。前検1番時計でもあり、本体も悪いはずがない。佐藤は「江戸川ではスリット付近が来ることが理想ではあるけれど、バランスを取りながら、そこを意識して調整はしていきます」と、今節の調整の方向性を明かした。

初日は3&10Rの2回乗り。特に10Rは絶好枠だ。4日間の短期決戦で、予選は1走たりとも取りこぼせない。初日からきっちりエンジンを仕上げて好発進を狙う。