準優11Rは波乗り巧者の腕がさえた。

当地66周年G1覇者の大池佑来が、トップスタートから佐藤翼の懐を鋭く差した。「優勝を目指す足ではない。ただ、タイミングは遅いが、いいスタートは行けた」。

複勝率29・8%の凡機にパンチ不足を感じながら、12R優勝戦も潮や風を読んでブイ際を小回り。必死のハンドル勝負は見逃せない。