12Rで優勝戦が行われ、1番人気の石渡鉄兵(48=東京)が力強く逃げて快勝。今年は2度目、通算81度目、G1は14年2月関東地区選以来、通算4度目、関東地区選は2度目の優勝を飾った。これで3月の平和島SGクラシックの出場権も獲得した。2着は佐藤翼、3着は飯山泰が入った。

進入はスタート展示、本番とも枠なりの3対3。大外の中沢和志がややスリットを飛び出したが、内3艇は仕掛けを決めた。石渡が逃げ態勢を築き、2コース畑田汰一のツケマイは大きく流れて、転覆失格…。その隙に石渡は他艇との差を広げた。2、3着争いは差した佐藤、飯山の争いとなり、2Mで内有利に回った佐藤が2着、3着は飯山だった。

“江戸川鉄兵”の異名通り、G1・4勝のうち、3つが江戸川で制した。「江戸川は運命を感じます。(優勝は)すごくうれしいです。(江戸川の)地区選は5年に1回しかないので、チャンスと思っていきました。緊張しましたけど、(エンジンは)万全だったと思います」。

これで3月16日から平和島で行われるSGクラシックの出場権もつかんだ。「(クラシックのことは)忘れていて良かったです。この調子をキープして、今年も目いっぱい行きたいです」と話した。次節は21日から戸田G3企業杯に出場予定だ。

払戻金は2連単(1)-(4)650円、3連単は(1)(4)(5)2670円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)