北村寧々(21=長崎)長崎県雲仙市の出身。ボートレースを1度も見たことがなかった高校生は、周囲の後押しで、レーサーへの道を踏み出した。「車屋さんでアルバイトをしている時に、社長さんから(ボートレーサーの道を)勧められました。同じころ、父にも勧められ、なりたいと思うようになりました」。車やバイクが大好き。モーター音を聞く側から、操る立場に変わった。オンオフのメリハリを付けつつ、休日はボート雑誌が愛読書。携帯でレースを見ることも欠かさない。

21年5月にデビューし、ここまで通算5勝。大会初出場でも、最後まで食らい付く覚悟だ。「道中で付いていけるように頑張りたい。たとえ、6着でもしっかり走ります。できれば、水神祭も挙げたいです」。初日2Rはいきなりの1枠。G2初勝利を達成できれば、レーサーとして1歩階段を上る。