9R後に12Rニッカン選抜のスタート特訓が行われた。出場メンバーは以下の通り。

 

〈1〉藤原啓史朗

〈2〉今村暢孝

〈3〉佐藤大介

〈4〉古結宏

〈5〉金田幸子

〈6〉榎幸司

 

ホームは弱めの向かい風。干潮に向かっている水面で行われた。進入は2本とも枠なりの3対3。

1本目は1枠の藤原、2枠の今村が100メートル付近からの起こし、3枠の佐藤が中段からの起こしになった。佐藤が起こしからいい伸びを見せたが、ややスリットオーバー。ただ、前半に比べ気配が良くなっている。内2艇もしっかり踏み込みを見せた。6枠の榎は、前半チルト0・5度。おそらく、そのまま変更なしで挑んでいると思われ、スリット後に伸びた。

2本目も1本目とほぼ同じ位置からの起こし。藤原、今村は100メートルを切るあたりから加速していき、藤原がややフライングも、2艇ともスリット付近の足は良好。他艇はスタートが届かなかった。

12Rはスタート特訓時よりもさらに水面は下がる。向かい風が強くなればダッシュ勢優勢が基本だが、藤原、今村の内2艇は少々深くなっても十分持たせる足はある。妙味は前半から気配上昇の佐藤。