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宮崎つぐみ（19＝大阪）は身長154センチ。そして、少し高めの声。21年5月デビューの128期生は、まだあどけない。

座右の銘は「悩み事があるなら掃除してればいい」。母親から贈られた単純な言葉には、深～い意味がある。「駄目なことが続いている時ほど、いつも通りにしなさいと。悩んでいる暇があったら、トイレ掃除をします（笑い）」。無心で邪気を払い、流れの好転を待つ。近況のリズムが悪く、今節も5、6、6、5着。「今がそういう時です」。初のG2戦で厳しい日々が続く。

師匠は北村征嗣。松井繁から続く、大阪支部の黄金ラインだ。「北村さんからは、たくさん失敗をしなさいと言われています。私は北村さんのレースが一番、きれいだと思っています。自分もあんな風にさばける選手になりたい」と目を輝かせた。勉強の先に、歓喜の1勝はあるか？　4日目2、7Rも全力プレーを誓う。