中村有裕(43=滋賀)が、ボーダー下からジャンプアップを決めた。

3日目終了時点での得点率は5.80の21位タイで、2走13点の勝負駆けが課せられた。それでも4日目の前半1Rでは、5コースから鮮やかにまくり差して2着。後半9Rは3コースから、2コース差しを狙う小林泰にツケマイして2着。得点率を6.43まで引き上げて、予選を15位で突破した。

昨年11月に負傷休養から復帰して10節目だが、今回で6回目の準優進出となった。過去5回では優出を逃しているが、今節は新ペラに交換した2日目から3連対と好調で、チャンスは十分にある。

準優10Rは5枠。3枠の北山康介がフライング2本持ちとあって、展開ができそう。機敏にまくり差して、復帰後初優出を決める。