【窪寺伸行・方艇式】

今節は「本命バトル祭」。予選3日間は原則、A1級1人対B級5人が対決。全レースにA1級が組まれる。

エース36号機は主力の杉山に渡った。特訓の伸びは早くも評判。杉山も「戸田でこの伸びがあるのは大きい」と確かな手応えがあった。初日は3、1枠でもあり、連勝の期待がかかる。地元中村、石田章は前検こそ平凡だったが、機歴はいい部類。伸びしろは見込める。佐藤、上條の機素性も水準は上回る。松下は至って中堅域ではあるが、伸び型シフトへ意欲を見せた。

前検タイムは阿波の6秒62がトップ。機素性のいい加藤優、幸野が6秒63で続いた。特に加藤優の9号機は前節、河合佑樹が10戦9勝の準完全Vを飾ったばかり。「直線が少し良くて出口の押し感がいいです」と好感触だった。