◆大山千広(27=福岡)

大けがからの復帰3節目で、大会初の女子優勝を狙う。

昨年10月の丸亀ヴィーナスシリーズで他艇と接触して落水、骨盤骨折の重傷を負った。それでも不屈の精神で2月の蒲郡G2レディースオールスターで復帰すると、いきなり優勝戦に進出(6着)。万全とはいえないまでも、心身ともに本格復活へ期待を抱かせた。

びわこでは16年11月のヴィーナスシリーズ(6着)、19年6月のレディースVSルーキーズバトル(5着)と2度優出。さらに特別戦での準優進出も、18年3月G2レディースオールスター(フライング)、22年3月G2秩父宮妃記念杯(5着)と実績がある。春先の強風で波やうねりが高くなるが、地元福岡や江戸川など難水面での優勝歴があり、上位争いはもちろん、優勝にも期待がかかる。

デビューから優勝17度、特別戦も19年8月の蒲郡G1レディースチャンピオンがある。男女混合戦でも3度優勝があるが、女子屈指の実力者だけに、特別戦での優勝も加えたい。

今回の女子勢は平山智加、土屋南の3人が出場。2日目ドリーム戦12Rの6枠から復活、さらに次世代の女王へ向けて、男女問わず挑戦状をたたきつける。