まさに鉄人だ。高塚清一(75=静岡)が準優12Rで2着に入り、ボートレース最年長優出記録を約半年ぶりに更新した。

前検は行き足のなさをなげいたが、ギアケースとキャブレターの調整で改善。準優の気配については、「かかりが良かったし、足はトータルでバランスが取れていたね」と評した。4枠で臨む優勝戦の7日は76歳の誕生日。「全然うれしくないし、優勝なんて無理無理」と言いつつも「運が良けりゃ、展開は突けると思うよ」とにやり。オートの篠崎実(73=川口)が持つ73歳10カ月29日の公営競技最年長優勝記録の更新へ、ひそかに闘志を燃やす。