◆瓜生正義(47=福岡)

今度こその思いで、びわこ初優勝を奪う。

SG・11冠の強豪瓜生で七不思議を一つ挙げるなら、やはり「戸田、浜名湖と並んで、びわこでの優勝がゼロ」だろう。

びわこでの通算勝率は7・58、優出回数も7度あるが、昨年10月G1周年での2着のように、わずかに届いていない。さらに、1月のプレミアムG1・BBCトーナメントでは、準々決勝戦で涙をのんだ。

デビューから約28年でのびわこ優勝ゼロだけに、優勝への積年の思いは大きい。

昨年6月に、選手会会長を上滝和則から引き継いで就任。会長となってから優勝こそないが、年末の大村SGグランプリシリーズで優出3着と、今年2月の若松G1九州地区選でも優出2着など結果を出している。

最強の選手会会長として歩を進めるためにも、びわこでの優勝は必須だ。

前述の通りびわこBBCトーナメントで敗退も、続く1月若松G1周年(6着)、2月若松G1九州地区選(2着)と連続で優出と、地元福岡でリズムを上げてきた。

初日ドリーム戦12Rの1枠に選出された。峰竜太を中心に強者がそろったが、巧腕ふるって今度こそ、びわこ初優勝を奪う。