生田波美音(20=東京)は、少しだけ苦労の報われた1日になった。

初日1Rは5コースから3着の後、7Rのイン戦は池田奈津美の前付けで深い進入からコンマ09のスタートを決めて押し切った。

「前半(1R)よりも、こちらの方ばかり気にしていました。あまり経験がなかったので…」。

実際、朝のスタート特訓は1R5枠の2本の後、深い進入の起こしを2本追加して試したほどだった。

足も問題ない。「行き足は悪くないし、乗り心地はいいです」と自身の足を分析する。

2日目は2R6枠の1走。イン戦で待機行動違反の減点(7点)はあったものの、今後の糧になりそうだ。