地元の村田修次(49=東京)が、素早く流れを修正した。2日目は1Rで6着大敗も、6Rは6枠から貴重な2着に入った。「ついてましたね」。1周2Mで開けた絶好の展開を逃さなかった。

機力は60点から65点へ上方修正。まだ本来の軽快さには及ばないものの、冷静に上昇プランを描く。「多摩川だと前はがつがつ、自分を追い込んで走ってたけど、いい結果にならない。年とともに(笑い)。でも、多摩川ならいろいろと(メンタルの)余裕はある。まずは100点、いや、このエンジンを考えれば80点を目指して」。当地優勝10度の経験を支えに、パワーアップをもくろむ。