荒井輝年(49=岡山)が12R優勝戦5枠をゲット。地元での優出は20年5月の一般戦以来だ。

準優12R5枠はまくり差すも道中は3番手だった。しかし、1周2Mで4枠大野がターンミス。荒井はきれいに旋回すると、旋回後の出口でぐいっと前に出て、大野を抜き2着に付けた。「昨日(3日目前半)転覆もあったから、優勝戦に乗れて良かった」と、レース後に安堵(あんど)した。

駆る70号機は上々な仕上がりで「足はいい。総合力があるし、全体に強い」と話す。優勝戦は5枠。「(このまま)5コースなら得意だから、チャンスはある」と自信をにじませる。鮮やかなまくり差しで、22年11月江戸川の一般戦以来の優勝を目指す。