田口節子(42=岡山)が2日目から4連勝と調子を上げてきた。3日目は3Rで5コースから競り合いを制した。10Rでも3コースからスタートを決めて豪快にまくった。

「後半はスタート勝ちです」と冷静に分析する。だが、初日は普通なかった足は確実に上向いている。

「ゾーンに入っているし乗った感じはいい。タイムが出ているときは、行き足や伸びがいいと思っていいです」

得点率は3位まで押し上げた。予選ラストの4日目は7R5枠、12R1枠の2走。当地は21年に全24場制覇を成し遂げた上に、同年末のクイーンズクライマックスも制した水面。年末2連覇中の女王が再び飛躍しそうだ。