優勝戦は人気を背負った吉田拡郎(40=岡山)が、インから危なげのない走りで快勝。今年2度目、尼崎でも2度目、通算52度目のVを飾った。

進入は枠なりの3対3。吉田拡はインからコンマ17のタイミング。慌てることなく1Mを先取り。バック他艇を引き離して独走態勢を築く。そのまま軽快にゴールまで駆け抜けた。吉田裕平(26=愛知)が1Mは内を突いて、混戦の2Mでは、丁寧な差しハンドルで他艇をさばいて2着。最終日は好気配をにじませた庄司孝輔(38=静岡)が仲谷颯仁(28=福岡)との3着争いを制した。吉田拡の次走は16日から21日まで平和島SGクラシックに出走予定。大舞台へ勢いを持って挑む。